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2010/05/23 22:30 |
とある世界のなんとか |
瞬「う・・・朝か・・・ふあ~あ・・・。」
瞬「あれ? 今日は二人ともいないのか・・・めずらしい、明日は雨でも降るのかな・・・」
シャーー!(カーテンが開く音)
瞬「・・・。」
瞬「・・・どこ、ここ?」
瞬「まだ夢の中かな? どうも違う光景が見えたような・・・。 というか、マンションがいっぱいあった気がするし、よく見たら、部屋も違うし・・・。」
ギュー(頬をつねる音)
瞬「いたた・・・夢じゃない・・・のか・・・。 どういうこと・・・ん? 机の上に紙切れが・・・。」
―瞬へ 起きて驚いているだろうと思うけどネタが浮ばないからちょっと別の世界に飛ばしてみました。 大丈夫、三日たったら元に世界に戻るから。 その世界の金と食料は制服置いてあるから。 スマン。 新者より―
瞬「あの人は本当にもう・・・どうして無茶なことしてくれるのかな? というか制服? クローゼットの中かな・・・あったあった・・・。」
瞬「この制服以外の服がない・・・ハァ、しかたない。 これ着よう。」
瞬「う~ん・・・どうしようか。 ここにいたっても何も意味ないし・・・しかたない、少し外でも見に行くか・・・。」
瞬「本当ここどこだろう・・・適当に歩いたみたものの何処なのかさっぱりわからない・・・。」
瞬「強いて言うのなら、ここは僕の住んでいる世界ではないって言うのは確実かな。」
瞬「ん? ここは・・・学校か。 柵川中学校っていう名前なんだ。」
瞬(一見、普通の学校に見えるな・・・陸南よりはそんなに大きくはないけど・・・。)
女子1「ハァ・・・ハァ・・・待ってください、佐天さん!」
女子2「初春! 早く! もうすぐ、本鈴が鳴るよ!」
女子1「元々は、佐天さんが寝坊したのがわるいのですよ!」
瞬(なんだ? ここの学校の人なのかな?)
女子2「あれ? うちの制服着てるけど見かけない人だよね?」
女子1「本当だ。 あなた、転校生?」
瞬「え?」
瞬(どうしよう・・・あまりこの世界の人とは関わりたくなかったのにな・・・というか、この制服、この学校の制服だったんだ・・・新者さん、どうして私服じゃなかったのですか? 今更思ってしまう自分もどうかと思うけど。)
女子1「あの・・・?」
瞬「(まあ、どうせ新者さんがうまくやってくれている・・・のかな? ちょっと不安だけど、ここはうまい事言っておこ。) はい、そうです。 まあ、転校と言っても三日間、ここに通う事」
女子1「そうなんですか。 あ、私は初春飾利です。」
女子2「私は佐天涙子。 よろしくね。」
瞬「僕は桜咲 瞬です。」
初春「桜咲さん職員室わかりますか? よかったら案内しますよ?」
瞬「あ、はい。 おねがいします。」
初春「じゃあ、一緒について来て下さい。 あ、佐天さん、すみませんけど先に行っていてくれませんか?」
佐天「うん、わかった。 先に行っとくよ。」
初春「ここが、職員室です。」
瞬「ありがとうございます、初春さん。」
初春「じゃ、私はこれで・・・。 同じクラスになれたらいいですね。」
瞬「そうですね。」
瞬「さて・・・どうしよう。」
瞬「来たのはいいけど、不安がいっぱいでしょうがない。 だれも知らない人しかいないし。」
瞬「・・・行こう、ここに突っ立ていても、何の意味もないからね。」
先生「というわけで、転校生を紹介します。」
瞬「今日から三日間お世話になります、桜咲 瞬です。 宜しくお願いします。」
瞬「(本当にうまくいっちゃっているよ・・・職員室に入ったら先生がいて、それが僕の担任で助かったよ。 いやほんとに。)」
佐天「あ、あの人校門の。」
初春「桜咲さんですよ。 うちのクラスでしたね。」
先生「じゃあ桜咲くんは、佐天さんの隣に座ってください。」
瞬「はい。(佐天さんってさっき校門で会った人だったな・・・あ、初春さんもいる。)
佐天「二度目だけど、よろしくね。 桜咲くん。」
初春「同じクラスでよかったね、桜咲くん。」
瞬「うん、よろしくね佐天さん、初春さん。」
瞬「(よかった・・・なんとかなったし、この世界の人になじめそうだな。 でも、新者さん・・・すごく言いたいことがあるんですけど・・・ここ一年の教室だよ・・・僕、二年だよ? 間違えたのかな、あの人・・・ありえそうだ。)」
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