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2009/02/23 00:10 |
謎の仮面の女(後編) |
―樵神社―
「くらえ!居合斬!」
「・・・」
「何!」
攻撃した瞬間、仮面の女は一瞬にかわし、後ろに居た。
「くっ!」僕は急いでかわした。
剣がベンチにささって真っ二つになった。
「ハアハア・・・グッ!」僕はその場でひざまついた。
(まずい・・・さっきの攻撃が足にかすった!)
「・・・」仮面の女はこっちに向かってきている。
(このままではまずい!逃げなきゃ!)
しかし、足が動かなかった。
「・・・」やがて僕の前に立ち刺そうとした瞬間、
「瞬ちゃん!!」
突然、後ろから女の人の声がした。二人は一斉に後ろの方へ見た。
「り・・・林ちゃん!?」後ろには林ちゃんがいた。
「あなた、瞬ちゃんに何したのよ!」と林ちゃんは仮面の女に怒鳴った。
そしたら、仮面の女は後ろに下がって光に身を包み、一瞬で消え去った。
「瞬ちゃん!大丈夫?」林ちゃんは心配そうな顔をした。
「うん・・・なんとかかすり傷ですんだよ。ッ!」
「大変!急いで傷をふさがなきゃ。」そう言って彼女は傷の所に手をやさしく置いて、
緑の光が光ってみるみる傷がふさがっていった。
「はい、傷がふさがったよ。」
「ありがとう。林ちゃん。」
「ところでさっきの人はいったいなんなの?」
「わからない。いきなり攻撃してきて・・・。」
「ふうん。とりあえず、お家まで送ってあげるわ。」
「いいよ。一人でも帰れるから。もう歩けるし。」
「そう?本当に大丈夫なの、瞬ちゃん?」
「うん。林ちゃんが直してくれたから大丈夫だよ。」と僕は笑顔で言った。
「そう。それならいいけど・・・。」彼女は頬を赤くして言った。
「おっと、そろそろ六時だね。途中までだけど帰ろうか。」
「うん。」
瞬たちは走って家に向かった。
―???―
「・・・あいつさえ、あいつさえ・・・」
暗い部屋の窓際に、一人の少女が立っていた。
「あいつさえ、殺せば・・・あたし達は・・・」
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