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2009/02/05 11:43 |
僕たちの敵 |
―桜咲宅―
「やれやれ・・・、インターホンなったら、出るのが常識だろ?」
そこにいたのは、176cmぐらいの背が高い男だ。手には長い大剣を持っている。
「誰だ、アンタ?」
「俺?俺はな、ある組織の幹部、名は桐野 洞豪だ」
と言いながら桐野と言う男は、タバコを吸い始めた。
「フゥー。さてと、名前も言ったし、・・・死んでもらうぞ。」
「っ!来い、フィード!」
僕は
「ほう。 それがお前の剣か。」
僕は、フィードを握り締めた。
「いくぞ!ウィザード・ウェーブ!」
僕はフィードを床に当て、思いっきり振り上げた。
「おっと。」
桐野は、大きく下がっり大剣を地面に刺した。
「岩の壁(ストーン・ブロック)。」
ごごご・・・。 パキィン!!
突然、下から岩の壁が出てきて、攻撃が防がれた。
「家は、大切にしろよな、ボウズ。」
さっきの技で、僕が立っている床の一線が壊れた。家が壊れてはいけないと、思って僕は外に出た。
「結界。」
突然、後ろから紅い光が出た。
「くっ!な、何だ!」
やがて光が消え、僕が見た光景は・・・。紅い結界に包まれた、僕の家だった。
「何をしたんだ!アンタは!」
僕は桐野に向かって怒鳴った。
「安心しろ、他の奴に中の獲物まで取られちゃたまらんからな。
だから、結界を張ったんだ。」
桐野はそう言って、空を飛んだ。
「待て!」
僕も追いかけた。
桐野は、空中で止まった。
「最初に、言っておくぞ。」
「何だ。」
桐野はタバコの火を消して、こう言った。
「本気で俺に勝てると思うなよ。」
そういった瞬間、桐野がその場から消えた瞬間だった。
「ガァッ!」
一瞬、何が起こったのかが分からなかった。 急に腹から痛みが走った。 気づいたら桐野の膝が僕の腹
(全く・・・。見えなかった。)
「弱い・・・。」
と、桐野は呟いた。
「弱すぎる・・・。こんな奴だったとは、な・・・。」
桐野は、後ろに下がってこういった。
「お前じゃ相手にならん。 さっさと死んでもらうぞ。」
と言って、大剣を逆さまにして
「召喚(カオス)・・・。」
と言ったら、後ろから紫の魔法陣が出て、そこから出てきたのは黒い麒麟だった。
「こいつは俺の召喚獣、カミューラだ。」
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