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新者の雑記置き場

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2009/02/05
13:36
十二族

―数時間前―

俺たちは、街にいた。 昨日の事件で警察や軍の連中がちらちらいた。 一般の人間もいるが

「どうだ淳、分かるか?」

「だめだわ、完全に魔力を消しているわ。」

彼女は魔力を、探知できることがある。 しかし、完全に魔力を消している奴は、探知できない。

「ねえ、この事件って、やっぱり・・・。」

「うん。絶対、奴らに決まっている。」

そう、こんなことするのは・・・、奴らしかあり得ない。

「ねぇ、やっぱり私が、」

「その話はしないで。・・・二度と、ね。」

しばらく俺たちは、黙ってしまった。

「・・・ハッ!あなた上!」

「なにっ!」

俺は、慌てて上を見た。

「・・・。」

そこには、男のアンドロイドがこっちをじっと見ていた。 男はこう言った。

「十二族の元・辰族の棟梁、桜咲 龍、その妻桜咲 淳、確認。」



「攻撃を開始する。」

「くっ!来い、雷槍!」

そう言ったら

「ブレード・ナイフ・・・。」

カシュ!パシ!

「あなた・・・。」

「淳、お前は下がってろ。」

「うん・・・。」

そのとき。

ドゴオオォォーーン!!

「きゃあ!!」

「何だ!」

突然、壁が爆発した。そこには、女性がいた。

「見つけたよ、辰族の裏切り者さん。」

両手には銃を持っている。 こっちをにらんでいる。

「アンタは、巳族の・・・。」

俺はこの女の顔を覚えている。

「そう。あたしは、巳族の幹部の真木野 知佳さ。」

彼女は、かたっくるしそうに言った。

「何のようだ。 巳族の者よ。」

アンドロイドが尋ねた。

「それは、あたし達の獲物なんだから。 卯族のアンドロイドさん。 悪いけど、退いてもらいない?」

「ふざけるな、それは卯族の・・・。」

ドガーン!!  

一瞬、どこからか、銃声が聞こえた。

「グッ!キ・・・サ・・・マ・・・!」

バタン!

アンドロイドは倒れた。

そして彼女は、銃を構えて、

「聞こえなかった?それは、あたし達のの獲物ってね。」

ドカーン!

そして、アンドロイドの体は粉々に散った。


「さて、次はあなたたちね。」

そう言って彼女は、こっちに銃を向ける。

「・・・!」

「どうするの?あなた!」

「どうするもこうするのも、裏切り夫婦は、今ここで死ぬのよ。」

彼女が引き金を引こうとした、

次の瞬間。

ドゴーン!!

「!」 「グッ!」 「きゃあ!」

突然、目の前から何かが降った。

「な・・・、何が起こった?」

俺たちは、おそるおそる見てみた。

そこに居たのは、ボロボロの姿になっていた・・・瞬だった。
 

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