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新者の雑記置き場

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2010/03/11
01:14
僕との初対面

―???―

その後は、何事もなく家に帰って来た。 御飯を食べて、風呂に入って、眠たかったのか僕は部屋に戻ったらすぐにベットに入り眠った。

「・・・。」

僕が眠っている中、誰かの声が聞こえた。

「・・・ろ。 お・・・ろ。」

徐々に声が聞こえ始めた。 この声は・・・男の人かな? 父さん・・・ではないし。 この声は僕の知らない声だ。 

(・・・誰だろう・・・?)

僕はゆっくりと目を開けようとした瞬間。

「起きろ!」

「うわっ!」

突然、耳元から大きな声で言って僕は飛び上がるようにがばっと起き上がった。 後ろを振り向いたら、足元までとどいてる黒いロングコートを着た若い男の人がいた。

「おいおい・・・人の顔を見た瞬間に驚くのは失礼だと思うぞ・・・。」

と、男はあきれたと言わんばかりのため息をした。 僕は周りを見回したら、覚えのある場所にいた。 物も地面も空も何もかもが白いこの場所。 ここは僕の心の中だ。

「ご、ごめんなさい・・・あの・・・あなたは?」

「ああ・・・そういえばまだ俺達こうやって顔を合わせるのは初めてか・・・。」

「俺はレグリー。 闇の死者―ダーク・デッド―の「黒風」、レクルグリームカント・ギャレッド。 名前長いから、レグリーでいい。」

彼がそう言ったら、僕は何も言わずに警戒した。 

「そんなに警戒はしなくていい。 俺はもう闇の死者じゃあないし何もしない。 というかアンタが死んだら俺も死んでしまうからな。 まあ、俺はもう死んでいたけど。」

警戒しているのに気づいた彼は爽やかそうな顔で言った。 とりあえず僕は警戒をといたが、彼が闇の死者だからまだ半信半疑な思いだった。 そんな中僕はエミの言っていた言葉を思い出した。 

「レグリーって、エミが言ってた・・・。」

「そ、俺はアンタ、アンタは俺・・・簡単に言うともう一つの人格だ。 あと、エミを召喚した張本人さ。」

「僕は・・・桜咲 瞬です。」

「そんなに堅っくるしい言い方はしなくてもいいぞ。 同じ自分に言っていて気味が悪い。」 

彼は本気で嫌な顔をして言った。 それはそうでも、気持ち悪いはなんか傷つく言い方だと思う。

「しかし、ようやくアンタとリンクができたよ・・・我ながら苦労したよ。 まったく。」

「リンク?」

「ああ、アンタの脳に直接俺の魂そのものをリンクしたんだよ。」

「俺の・・・魂って・・・?」

「そういえば・・・まだアンタには話してはなかったな。」

レグリーはなぜ僕の心の中にいた事をすべて話した。 そして、話が終えた時には僕はすでに半信半疑な気持ちが無くなっていた。 

「そうだったのですか・・・じゃあ、君たちが眠っている六つの棺桶みたいな物は・・・。」

「そ、あれは、みんなどこからかきた死んだ者たちの魂さ。 どうして、形が再生しているのかはわからんがな。」

「形?」

「体のことだ。 アンタの心の中に入って俺たちはあのせまい機械のような棺桶にいたのさ。 すると、知らないうちに形が生きていた時の形にもどっていたのさ。 不思議なことに。」

「まあ、正直言って、元の形が再生されて久しぶりに自分の体にいていい気分だがな、これが。」

彼は少し嬉しそうに言った。 一度死んでしまって生きていた頃の体が完全に再生されるって一体どうなっているのかな、あの謎の機械の棺桶。

「おお、そうだ。 すっかり話がそれてしまった。 俺の魂がアンタの脳にリンクしたから、いつでも人格が変われるし、俺の声も聞こえるし、俺の力のほんの一部が使えるようになった。」

「君の・・・力?」

「そ、俺の力は「黒風」って言ってな。 武器・動物が自由自在に創れて、体の再生もできる。 あとこういうのもできる・・・。」

そう言って、そばにあった石を掴み上に軽く投げた瞬間。

「黒風・・・。」

何かを呟いたら、突如、石が黒い球体に呑み込まれていくかのように包まれていき、黒い球体が消えたら石は跡形もなく消えてなくなった。

「このように敵を闇に飲み込むことが出来るのさ。」

「す・・・すごい・・・。」

「よせよ、照れる。」

彼は照れ臭そうにしながら、頬をかいた。 正直な所、本当に驚いていた。 さっきの石が一瞬で出てきた闇の球体に飲まれて一瞬で消えていったのだ。 瞬きしていたら見逃してしまうほどの早さだ。

「あ、でも使えるのは本当に一部で、あれはたぶん出せるのは限界まで二発までだ。 動物は無理だけど武器も剣か銃しか出せないかもしれない。」

「あと重要な事だが、「黒風」をコントロールするには非常に難しい。 素人があまり無茶な使い方をすると、暴走してコントロールが利かなくなって闇に呑み込まれて消滅する。」

「それって・・・本当なの?」

僕は一応、聞いてみたら彼は黙って頷いた。 一瞬、想像してしまったがあまりにも怖すぎてゾッとしてしまってすぐにやめて、あのことを聞こうとした。

「そうだ、一つ聞きたいことがあるの。」

「何だ?」

「レグリーがまだ生きていた頃、キリアっていう人、知らない? 同じ闇の死者の人間だから・・・。」

「いや、知らん。」

僕が言いかけたら、レグリーは以外に簡潔に答えた。 

「闇の死者のヒューマンタイプにはそんなやつはいない。 ヒューマンタイプは不老不死だから誰かに殺されない限り死なないんだよ。」

「ヒューマンタイプって?」

まだ、聞いたことのない名前だ。 ヒューマンは確か・・・翻訳すると「人間」の事だ。 

「闇の死者の最上級のものだ。 俺達みたいなヒューマンタイプはめずらしくて十人までにしかいないのだ。 上級の集団を軽く消せる強いタイプだ。 普通の人間でも何万人いたっていともかんたんに消せる強さだ。 この前、アンタと戦ったハゼルドだってそうさ。 アイツの強さはかなりだ。」

彼が言ったら、僕は再びゾッとした。 僕達はそんな強い奴を相手をしたのか。 もし、ハゼルドが人が多い所に出てたら間違いなくその近くの人たちは殺されていただろう。 たとえ軍が来たとしても、返り討ちにされてしまう。 あの時、周りに誰もいなくて助かったかもしれない。               

「じゃあ、この前現れたハゼルドも・・・?」

僕は一応聞いてみたら。

「・・・ああ。 アイツも、俺と同じヒューマンタイプだ・・・。 そして、俺の盟友だ・・・いや、今じゃあもう・・・だった、だな・・・。」

彼は少し暗そう・・・というかどちらかと寂しいそうな顔をして言った。 彼も闇の死者で仲間が大切な気持ちも僕にもわかる。 そんな中僕は一つ思ったことがある。

「そういえば、君の魂は僕の脳にリンクしたんだよね?」

「そうだが、それが?」

「それなら、なんで「裏人化」の僕は脳にリンクしないのかな?」

そこがちょっと気になる。 「裏人化」の僕は、レグリーより前に目覚めたのだ。 だったら「裏人化」の僕も脳にリンクするのではないのか?

「それは知らん。 聞くのなら本人に聞くのが手っ取り早いと思うぞ。」

そう彼は言った。 確かに本人に聞くのが早いけど肝心の本人がこの場にいない。 どうしようかっと思った瞬間、急に目の前の光景がゆっくりっと歪み始めた。

「おっと、そろそろアンタが目を覚ます頃だ・・・。」

彼が言ったら思い出した。 そういえば、初めてここに来て帰る時、歪みが発生したんだっけ。

「じゃあな。 起きたらまた会おうな。」

彼はそう言って、小さく手を振った。 僕も手を振ろうとしたが、すぐにに意識が失って手は振れなかった・・・。
 

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