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2009/03/29 16:24 |
殺戮者 |
―避難所 入り口―
「た、隊長!これ以上はもちま・・・ぐわぁ!」
「・・・弱い。」
両手にナイフを持った目を包帯でかくしている青年が軍人の背中を刺して、軍人は
「ひ、怯むな!ここを通せば民間人に被害が起こる!なんとしても守りゆけ!」
そう言って数人の軍の人は鋼の盾を持ちながら入り口に固まって守りに入って、残りの軍の人と警察は拳銃を持ちながら攻撃態勢にに入った。
「さすがに、こいつらの相手するのも飽きたな・・・。しょうがない、召喚(カオス)!」
男の後ろから深緑の魔法陣が出てきて、中から鎌鼬が出てきた。
―・・・呼んだか?―
いかにもめんどくさそうな言い方をした鎌鼬。
「ここにいる雑魚を倒すだけだ。我慢しろ、シャン。」
―・・・わかった。―
「よし、シャン 一体化!」
言ってナイフと一体化した。
「攻撃開始ーッ!」
軍の隊長が叫んだら、一斉に攻撃しようとした直後、腕をクロスして 「秒殺・・・。」と呟いてその場から消えたとたん。次々と警察と軍の人たちが血を噴出しながら倒れていった。
「なっ!一体どうなっている!?」
軍の隊長は一体何が起こったのかわからない驚いていた。そして・・・。
「最後は・・・お前だ。」
軍の隊長の背後に冷たい言葉を言ったら、軍の隊長の首を切られて空中に飛んだ。 そして軍も警察も全滅して辺りは血の池となり、静寂に包まれた。
―・・・終わったらなら、さっさと解除しろ。―
シャンは機嫌悪そうに言った。
「そうだな・・・、いや、もう少し付き合え。ちょうどいい相手がいる。」
とニヤりと笑いながら後ろ振り向いた。
「ハァ・・・ハァ・・・。」 後ろにいたのは三多朗と京香だった。 走ってきたのか二人とも息が荒かった。
「・・・これはあんたがやったの?風間・・・。」
「・・・そうだ、少しは骨のあるヤツだと思っていたが、所詮はこの程度だ。だがちょうどいい所にお前達が現れた。なあ、俺を楽しませてくれ・・・。」
「この世界の人間はあまりにも弱すぎる。だからつまらん。 所詮、平和に過ごしてきた人間はただのゴミにしか過ぎない。 しかしお前達は違う。 お前達は強いし、俺を楽しませてくれるし、な。 なにより・・・三太朗。」
男は喋るのをやめ、三多朗の方に顔を向けた、と同時に三太郎に鳥肌が立った。 男からとんでもない殺意が
三多朗に感じ取った。
「やっとだ・・・やっと・・・お前を殺せるチャンスが来た・・・この時をどれほど待っていたか・・・。」
そう言ったら、男は両手を握り締めた。
「・・・お前、変わってしまったな。昔はそんなことは言わない人だったのに。」
三多朗は悲しそうに言った。
「昔は昔、今は今だ。 さあ・・・殺し合おう、三多朗。 この俺、寅族の幹部・・・風間 殺祁といっしょに・・・な」
「・・・正直な所、おまえとは・・・戦えないよ。だって、お前と僕は!」
「言ったはずだ。昔は昔、今は今だ・・・と!」
殺祁は三多朗に向かって走った・・・。
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