2024/11/24 10:21 |
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2009/02/12 23:56 |
瞬 対 桐野(後編2) |
―な・・・なんだ、この小僧・・・さっきとまるで雰囲気が違う・・・。―
「いや、雰囲気じゃない。これは・・・「裏人化」だ。」
と桐野は深刻に語った。
―「裏人化」って、こんな小僧に・・・そんな力が。―
カミューラは震え声で言った。
「お前が、俺を目覚めさせたのか?」
は桐野に訪ねた。
「そうだ。」
桐野は頷き言った。
「ありがとうよ。久しぶりの外の空気を吸えるぜ。中なんかせまっ苦しかったしな。」
と気楽そうに言った。
「でも・・・後七分か。短いなー。」
「・・・?何がだ?」
と桐野は訪ねた。
そしたら、男は体を後ろに振り向いた。
「俺の表が戻る時間。それと・・・お前が死ぬ時間・・・だ。」
男は薄気味悪い笑い方で桐野を睨んだ。
「!」
「裏の人格には絶対任務がある。それは・・・表を殺した人間を殺すことだ。」
「なにっ!」
瞬は使っていた剣を出して、切先を地面に刺した。
「召喚!」
ブウゥン! ビシュン!
「ピイイイイィィィィーーー!!」
ばっ!
「カゲロウ!一体化!」 カッ!
―桐野!!―
「わかっている!来い、ディムロ!」
と言ったら、地面から大剣が出てきた。
「カミューラ!一体化!」 カッ!
「いくぞ!」
桐野は男に向かって走ろうとした瞬間、
「どこにだ?」
(なっ!いつの間に後ろに!?)
さっきまで、前にいたはずのいつの間にか桐野の後ろにいた。
「悪いが、俺に残された時間は四分三秒だ。とっとと死んでもらうぞ。」
「くっ!うおお!!」
「隙がありすぎだ!」
ドゴ! 「ぐお!!」
瞬のパンチが桐野の腹に直撃した。
ズゴ! 「ぐああ!!」
さらにもう一発パンチをしたら、すこし空中に浮いた。
そしたら、瞬の右腕が風で包まれていった。
「歯、食いしばれ!!風・撃・牙」
ドゴーン!! 「ぐわあぁぁ!」
物凄い速さで腕を振り上げたら、桐野のあごに当たって、
吹っ飛ばされた。
ドザッ! ガッ!
「ぐ・・・ハァハァ。」
(くそ!さっき「麒麟」を出してしまったせいで、魔力がもうない!)
「う・・・」
そして桐野は気を失った。
「さて、これで終わりにしよう。魔力、全開放。」 ブウゥン!
男の下から緑の魔法陣が現れた。
「奴を捕らえよ!エンドレス・チェーン!」
ガアアア!ガアアア・・・!
空間から緑色の光の鎖が出てきた。
そいつは桐野の手足を縛り付けて、空中に浮かんだ。
「終わりだ。この一撃でな!」
シュ! バッ!
男は見えない速度で桐野の前に居て斬ろうとした。
「じゃあな・・・。」
そのとき
「!」
「・・・ハァ、時間切れか。まあいい。久しぶりに外に出られたしな。」
「後は頼んだぜ、表の俺。」
そう言って彼は気を失い、落ちていった。
緑色の光の鎖も消え、桐野も落ちた。
そして周りは、静寂に包まれた・・・。
「いや、雰囲気じゃない。これは・・・「裏人化」だ。」
と桐野は深刻に語った。
―「裏人化」って、こんな小僧に・・・そんな力が。―
カミューラは震え声で言った。
「お前が、俺を目覚めさせたのか?」
は桐野に訪ねた。
「そうだ。」
桐野は頷き言った。
「ありがとうよ。久しぶりの外の空気を吸えるぜ。中なんかせまっ苦しかったしな。」
と気楽そうに言った。
「でも・・・後七分か。短いなー。」
「・・・?何がだ?」
と桐野は訪ねた。
そしたら、男は体を後ろに振り向いた。
「俺の表が戻る時間。それと・・・お前が死ぬ時間・・・だ。」
男は薄気味悪い笑い方で桐野を睨んだ。
「!」
「裏の人格には絶対任務がある。それは・・・表を殺した人間を殺すことだ。」
「なにっ!」
瞬は使っていた剣を出して、切先を地面に刺した。
「召喚!」
ブウゥン! ビシュン!
「ピイイイイィィィィーーー!!」
ばっ!
「カゲロウ!一体化!」 カッ!
―桐野!!―
「わかっている!来い、ディムロ!」
と言ったら、地面から大剣が出てきた。
「カミューラ!一体化!」 カッ!
「いくぞ!」
桐野は男に向かって走ろうとした瞬間、
「どこにだ?」
(なっ!いつの間に後ろに!?)
さっきまで、前にいたはずのいつの間にか桐野の後ろにいた。
「悪いが、俺に残された時間は四分三秒だ。とっとと死んでもらうぞ。」
「くっ!うおお!!」
「隙がありすぎだ!」
ドゴ! 「ぐお!!」
瞬のパンチが桐野の腹に直撃した。
ズゴ! 「ぐああ!!」
さらにもう一発パンチをしたら、すこし空中に浮いた。
そしたら、瞬の右腕が風で包まれていった。
「歯、食いしばれ!!風・撃・牙」
ドゴーン!! 「ぐわあぁぁ!」
物凄い速さで腕を振り上げたら、桐野のあごに当たって、
吹っ飛ばされた。
ドザッ! ガッ!
「ぐ・・・ハァハァ。」
(くそ!さっき「麒麟」を出してしまったせいで、魔力がもうない!)
「う・・・」
そして桐野は気を失った。
「さて、これで終わりにしよう。魔力、全開放。」 ブウゥン!
男の下から緑の魔法陣が現れた。
「奴を捕らえよ!エンドレス・チェーン!」
ガアアア!ガアアア・・・!
空間から緑色の光の鎖が出てきた。
そいつは桐野の手足を縛り付けて、空中に浮かんだ。
「終わりだ。この一撃でな!」
シュ! バッ!
男は見えない速度で桐野の前に居て斬ろうとした。
「じゃあな・・・。」
そのとき
「!」
「・・・ハァ、時間切れか。まあいい。久しぶりに外に出られたしな。」
「後は頼んだぜ、表の俺。」
そう言って彼は気を失い、落ちていった。
緑色の光の鎖も消え、桐野も落ちた。
そして周りは、静寂に包まれた・・・。
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