2024/11/24 07:40 |
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2009/12/28 23:56 |
ゲームやろうぜ!(後編) |
新「前回のあらすじ・・・恋する少女たちは、一人の少年のために無言で、白熱のバトルを繰り広げた。 しかし、四回戦(草原 林VS羽崎 メイ)の戦いで一瞬にして林を撃退した羽崎 メイ。 傍観者はみな唖然としていました。 さて、今回で決勝戦・・・勝つのは一体・・・誰だッ!?」
瞬「今回はうまく行きましたね。 あらすじ。」
新「うむ。 大満足だ。」
瞬「さて、いよいよ決勝戦の幕が今、開こうとしています!」
~決勝戦~
霧咲 薫VS桜咲 涼VS音河 逢VS羽崎 メイ
新「さて今回で決着がつきます。 ちなみに優勝者は誰だと思いますか?」
瞬「さあ・・・それは分かりませんけど、可能性だったらメイさんでしょうね。」
新「でしょうね・・・前回のは全く見えなかったからな・・・。 ていうか俺そこまで改造した覚えないけどな・・・。」
瞬「まあとにかく、決勝戦スタートです!」
シュ!(その場にいたキャラが一瞬で消えた) ダダダダダダ!!(それぞれの攻撃がぶつかり合っている音) カチャカチャカチャ!!(プレイヤーたちの手の動き 前よりも早い)
新「・・・さすがにもう慣れたけど・・・驚きが止まりませんな・・・。」
瞬「そうですね。 所で、メイさんはとにかくなんで他の三人はあんなに必死になのかな?」
新「・・・瞬、一応聞くけど賞品は何だか知っているか?」
瞬「知っていますよ。 僕と一日デート券ですよね?」
新「・・・じゃあもう一つ聞くけど・・・デートの意味知っているか?」
瞬「それぐらい知っていますよ。 男女が仲良く映画行ったり、ご飯食べたり、遊園地に行って楽しむことですよね?」
新「まあ・・・合っているような・・・合っていないような・・・。」
瞬「?」
龍「どうする、淳? 我が息子がデートの意味を殆ど分かっていないぞ。」
淳「こまったわね・・・。 あの子恋愛は全く鈍いから気づいてないのでしょうね・・・。 近いうちに私に相談がきそうだわ。」
龍「やめてくれ。 そんな事あったらこっちが恥ずかしいから。」
淳「そうね・・・親として優しく見守りましょう。」
龍「そうだな。」
瞬「父さん母さん、さっきから何言っているの?」
龍「いや、特に何でも・・・なあ淳。」
淳「ええ・・・特になんでもないわよ、瞬。」
瞬「?」
ドーン(3P DOWN)
新「あっとここで、音河ダウン! これで後三人になって、」
ドーン(1P DOWN)
瞬「あらら・・・ついに二人なっちゃいましたね・・・。」
~決勝戦~
桜咲 涼VS羽崎 メイ
新「だが、いい雰囲気になったんじゃあないか? 一対一だし。」
瞬「そうですけど・・・この後の勝負・・・想像付きますか?」
新「付かないよまったく。 だけど・・・想像もしないバトル・・・そこが面白みがあるだろう?」
瞬「・・・ふっ、そうですね。」
新「さて最後に勝つのはどっちなのか! ラストバトル、スタート!」
シュ、ダダダダダダダ!! カチャカチャカチャカチャ!!
瞬「こ、これは・・・凄い! 肉眼では捉えられないほどのバトルになっています!」
新「本当に凄いな・・・というか、見えているのか二人には・・・?」
桐「見えてることにしておいてやれ。 俺なんかもう見ているだけで疲れてきた。 ズズ・・・(お茶飲む音)。」
新「そう言わずにもうちょっとだけ付き合え。」
瞬「あ、二人の動きが止まりました。」
新「お互いの体力も限界になったのでしょう。 たぶん次の一撃で決めるのだろう。」
シーン・・・。(しばらくの沈黙・・・。)
新「・・・。」
瞬「・・・。」
観「・・・。」
ダッ!(二人が同時に走り出す!)
新「どっちだーーー!!」
・・・
ドーン(2P DOWN)
新「勝者・・・羽崎 メイ!」
うおおおおーーーーー!!!(ラジオの音)
瞬「いらないでしょう。 それは。」
羽「勝ちました。」
涼「うう・・・お兄ちゃ~ん負けた~。(泣)」
瞬「泣かない泣かない。」
新「それでは、優勝したメイ・・・いや、ここは羽崎さんか。 羽崎さんには瞬の一日デート券を差し上げましょう。」
羽「・・・。」
新「ん? どうした、メイ?」
羽「いえ・・・本当にいいのですか?」
新「あのな・・・勝ったんだから、ちゃんと受け取れよ。」
羽「・・・はい。 わかりました。」
新「では今回のゲーム大会は以上です。 最後に優勝者の羽崎 メイさんコメントを!」
羽「あ・・・わ、私より強い人、私を・・・倒して見せろ!」
新「いやそれ、挑戦だから・・・ちょっと偉そうだし。」
続く
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